■自製ムーブメント
1970年代のクオーツショック後の経営再編の中で、スイスの大量生産時計メーカーは自製ムーブメントをあきらめETA社等の外製ムーブメントに切り替えて生産を続けるようになりました。
そのような時代を経てもロレックスは、未だに全製品自製ムーブメントで生産していると言われています。しかも、その大部分でクロノメーター認定を受けていることは驚くに値します。
■知名度とコピー商品
高級時計ブランドとして世界中で知名度を有しており、コピー商品・再生品(いわゆる偽ブランド品)が多いことでも知られています。これらの偽物・再生品は保証書がないものが多く、現在日本国内では正規代理店での保守・修理を受けられません。
偽物の多さから偽ロレックスの収集家も存在するほどで、その偽物の中にもコピーの出来具合により等級が存在するほどです。
■ロレックスのイメージ
高級時計としての知名度とイメージから、日本国内では成金的なイメージを指摘する意見もあります。
また、その価値やブランドが世界各国で通用することから、いざという時の換金用として報道関係者といった外国渡航の多い人間に重宝がられているという一面もあります。
■チュードル
ロレックスの普及モデルとして廉価版のTUDOR(チュードル)というブランドもあります。一時期日本でも販売されていましたが、現在は正規代理店では取り扱っていません。チュードルはETA社のムーブメントを使用し、ケースのみロレックス社のものを使用しています。
ロレックスの知名度は素晴らしい物があります。どんな田舎にいってもパテックはしらなくてもロレックスは知られています。生産量も昔と違い、かなり多いと感じます。もともと創業されたのがセールスマン。そこに営業戦略的な面が見え隠れするのは、私だけでは無い筈です。もともと時計技術者が立ち上げたブランドとは根本的に違うのです。そこが素晴らしくロレックスの今の地位があるのです。時計も壊れにくく素晴らしい。これも創業者の営業におけるマーケティングの賜物と言えると思います。ただ残念なのは、今やスーパーの片隅の時計店でも食料品の袋をぶら下げながら購入する事ができるようになりました。スイス時計が、そのような品を落とし兼ねない状況にあるのは、少し寂しさを感じずにはいられません。
(2008年07月20日 12:16)コメント(1):2.知名度とコピー商品